サウスバウンド 著者:奥田英朗 サイズ:単行本/535p 発行年月:2005年06月 |
総合得点 | 88点 | /100 | |
おススメ度 | 8 | 斬新さ | 8 |
ストーリー | 8 | 読み易さ | 9 |
キャラクター | 9 | テンポの良さ | 9 |
ラストシーン | 9 | 鑑賞後印象 | 9 |
感動 | 9 | デザイン | 10 |
採点項目の意味※各10点、最高点100点 | |||
おススメ度 | 管理者の個人的なオススメ度数 | ||
ストーリー | 物語の構成がしっかりしているかの評価 | ||
キャラクター | 登場人物の魅力が感じられたかを評価 | ||
ラストシーン | 物語は終わりが肝心!ってことでの評価 | ||
感動 | いろんな意味で何か感動があったかを評価 | ||
斬新さ | どれだけ新しい試みをしている物語かを評価 | ||
読み易さ | 如何にスラスラと読めたか(=文章力)を評価 | ||
テンポの良さ | 物語が滞留せず、うまく展開しているかを評価 | ||
読後印象 | 読み終わった後に印象に残った作品かを評価 | ||
デザイン | 見た目も大事!ってことで表紙・目次デザインを評価 | ||
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【管理者より一言】 |
表紙から沖縄でのヒューマンドラマだ!って期待してしまうと、ちょっと期待を裏切られます・・・東京・中野を舞台にしたちょっと変わった過激派の父をもった哀れな(?)・ある意味痛快な息子の物語です!とはいえ、南の島への移住を憧れる人が読むとある場所に行きたくなるかも! そんな面もある奥深く、後味もとっても爽やかな一冊! 感想の続き(ネタバレ有)はこちら |
【梗概】 |
小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい家にいる。父親とはそういうものだと思っていたら、小学生になって級友ができ、ほかの家はそうではないらしいことを知った。父はどうやら国が嫌いらしい。むかし、過激派とかいうのをやっていて、税金なんか払わない、無理して学校に行く必要などないとかよく言っている。家族でどこかの南の島に移住する計画を立てているようなのだが…。型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。 |