ドミノ
著者:恩田陸 サイズ:文庫/383p発行年月:2004年01月
※この採点は管理者の独断と偏見でつけております。
総合得点 81 /100
おススメ度 8 斬新さ 9
ストーリー 9 読み易さ 7
キャラクター 8 テンポの良さ 9
ラストシーン 9 鑑賞後印象 8
感動 7 デザイン 7
採点項目の意味※各10点、最高点100点
おススメ度 管理者の個人的なオススメ度数
ストーリー 物語の構成がしっかりしているかの評価
キャラクター 登場人物の魅力が感じられたかを評価
ラストシーン 物語は終わりが肝心!ってことでの評価
感動 いろんな意味で何か感動があったかを評価
斬新さ どれだけ新しい試みをしている物語かを評価
読み易さ 如何にスラスラと読めたか(=文章力)を評価
テンポの良さ 物語が滞留せず、うまく展開しているかを評価
読後印象 読み終わった後に印象に残った作品かを評価
デザイン 見た目も大事!ってことで表紙・目次デザインを評価
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【管理者より一言】
これは物語というより、ひとつの世界です。この『ドミノ』の世界にも多くの人間が住んでいて、その中の27人と1匹のちょっと特別な日を垣間見ている感覚です。これだけ登場人物がでてくると、わけが分からなくなりそうですが、それぞれにキャラクターを持たせているので、意外と混乱せずに読めると思いますよ。ムシャクシャしている人にはオススメの一冊。
【梗概】
一億円の契約書を待つ、締切直前のオフィス。オーディション中、下剤を盛られた子役の少女。推理力を競い合う大学生。別れを画策する青年実業家。待ち合わせ場所に行き着けない老人。老人の句会仲間の警察OBたち。真夏の東京駅、二七人と一匹の登場人物はそれぞれに、何かが起こる瞬間を待っていた。迫りくるタイムリミット。もつれ合う人々、見知らぬ者同士がすれ違うその一瞬、運命のドミノが次々と倒れてゆく!抱腹絶倒、スピード感溢れるパニックコメディの大傑作。
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